イチジクジャムの作り方【簡単で、美味しく作れます】
イチジクが沢山収穫できたので、イチジクジャムを作ってみました。今回、氷砂糖を使って、綺麗なピンク色に仕上げていきます。イチジクジャムは、ペクチンが多く含まれトロミが付きやすく、煮詰める時間もそんなにかからず、簡単に美味しいジャムが作れます。
一自給農家のイチジクジャムの作り方ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
【簡単】イチジクジャムの作り方
一本のイチジクの木ですが、9月辺りになると、毎日イチジクが沢山収穫できます。たくさん穫れるので、ジャムに加工して長期保存させようと思います。
イチジク800g、氷砂糖240g(イチジクの30%)、柚子(小)の果汁3個分
水をかけながら、イチジクを洗う。
イチジクの皮を剥く。
皮を剥いたイチジクを4つ切りにする。
砂糖の割合を決める
皮を剥いてから、イチジク総量を計り、砂糖の量を決めていく。今回、総量の30%にしました。
イチジク800g×0.3で、砂糖240gに。
ちなみに、イチジクの品種はドーフィン。ドーフィンは甘さ控えめなので、そこら辺も考慮して砂糖の分量を決めていきます。日本種なら、もっと甘いので砂糖少めでもいいかもです。
今回砂糖は、氷砂糖を使ってみた。氷砂糖240g投入。
氷砂糖を使って、綺麗な色に仕上げようと思います。
時々かき混ぜながら、弱火~中火くらいでコトコトと煮込んでいきます。
途中で、灰汁のようなものが浮いてくるので、スプーンですくいとってあげます。
火を入れていくと、水分が出てきて、白い果肉は透明色に変わっていき、綺麗な赤ピンク色になってきます。
レモンの代わりに、柚子を絞る
最後の仕上げに、庭先で採ってきた柚子を絞って、酸味を加えていきます。
イチジクは、酸味がないので、少し柑橘系を入れてあげると、ジャムの味がしまって美味しいかと思います。
柚子がない場合は、レモン果汁などもお勧めです。
柚子の果汁を加えて、もう少し煮詰めていきます。
イチジクを煮詰めていく際に、焦がさないように注意します。
もし焦がしてしまった場合は、焦げをかき混ぜないようにし(味を損ねないように)、上の部分だけジャムに利用するといいかと思います。
イチジクは、ペクチンが多くトロミが付きやすくジャム状になりやすいので、少し緩めで仕上げると良さそうです。
イチジクジャムを瓶詰め
ジャムを瓶詰めする準備も進めておきます。鍋に水と瓶を入れて、沸かして煮沸消毒しておきます。
※瓶は急激な温度変化に弱いので、水から入れるようにしましょう
いい感じに、トロミが付いてきたら、イチジクジャム、瓶とも熱いうちに瓶詰めしていきます。
熱いので、皮手袋を使っています。
ある程度いっぱいまでイチジクジャムを詰めたら、軽~く蓋をして、数分おいて置きます。
そうすると、温まった中の空気が膨張して抜けていく。
その頃を見計らって、蓋をきゅっと本締めし、逆さにして脱気していきます。
脱気が成功すると、常温でも日持ちさせることができます。
美味しいイチジクジャムの完成
イチジクジャム作ってみた感想としては、想像以上にピンク色になり、種の粒粒もあってか、見た目はイチゴジャムのようといった第一印象。
透明感があってトロっとしたジャムで、パンにも塗りやすく、また色合いも綺麗で、美味しいイチジクャムが出来上がりました。
最近のコメント