【DIY】カッコイイ丸太柱の縁側を作ってみた。
2015年11月、スモールハウスに縁側をDIYしてみました。プロが作るような、きちっとしたやり方でなく、我流な所もありますが、自分で思ったように作れるのが、セルフビルドの醍醐味でもあるかと思います。そんな素人のDIYですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
DIYで、縁側を作る~
丸太柱を作る。
鶏舎を建てる時に伐採してあった槙の木が転がっていたので、この木を柱に使ったらカッコイイんじゃない!?と、閃きました。新たに、柱を買わなくていいし、すでにあるものを有効活用できれば面白い。
難しそうだけど、ぶっつけ本番で、チャレンジしてみます。
まずは、下になる方をなるべく柱に対して、90度になるようにチェンソーで切っていきます。
何度か微調整して、まっすぐ立つようにしていきます。
もう一本も同じように座りをよくしていき、設計した柱の長さにチェンソーで切りそろえておきます。
2本とも綺麗にまっすぐ立つようになりました。オッケー^^
ホゾ、ホゾ穴の刻み。
次は、柱の上部をチェーンソーで刻んで、ホゾを作っていきます。(自然のままの丸太なので、丸鋸をでは、うまく刻めません。)
なんとかそれっぽいホゾができました。
梁のホゾ穴は、角ノミを使ったら、簡単に彫れちゃいます。大工だった祖父が使っていた工場には、使われなくなった電動工具が沢山眠っています。
なんちゃっての素人の僕がこれだけ、それなりにセルフビルドできてきたのも、これらの電動工具のおかげでもあります。
基礎石&柱を立てる。
今回、基礎石は、自然の石を使うことにしました。この石は、以前畑を開墾した時に、掘り出したものでした。ここでも、買わずに自分の所にあるものを有効利用していきます^^
昔ながらの独立基礎です。
柱、束を配置する位置を、タコで土をたたき締め、地面を少し凹ませていきます。そこに砂利を入れていき、その上に基礎石を配置していきます。(プロではやらないであろう自己流です。)
両サイドの石は、柱が乗るので、高さを揃えておきました。
チェーンソーで刻んだ柱のホゾがちゃんとハマるのか不安でしたが、無事にハマってくれました^^はめる時は、カケヤで叩きながら、はめ込んでいきます。
ピチっとはまったら、カスガイを打って止めておきます。そしたら、柱を起こし、基礎石の上に乗っけていきます。スミマセン、ここから少し、写真が飛びます。
柱を基礎石に乗せたら、まず上部を母屋と繋いであげて、足回りも母屋と繋いで固定していきます。
柱の間の束が乗る所にも、砂利を敷いて、基礎石がなるべく水平になるように設置していきます。この3つの石は高さバラバラでもかまいません。
床、屋根を張っていく。
束は、長いままビス止めしてやって、後からチェンソーで、切ってあげました。(後の縁側延長の方で、説明します)各束と母屋も繋いであげてこんな感じに。
次に、垂木を這わしてあげて、釘で止めていき、床板を張って、屋根を張っていきます。(ここからも写真飛びます。)
DIYで、縁側完成!!
こんな感じに仕上げりました。想像してたものが、現実となった瞬間^^
槙の木の光沢とボコボコ感がベリーグー。 自然のままの丸太と基礎石が中々イカシテイマス。それに、槙の木は、水に強く腐りにくいらしいから、柱としても中々いい材のようです。
猫ちゃん達も気に入ってくれた模様^^床板は、等間隔に隙間を開けて、スノコ状にしてみました。(雨が吹き込むこともあると思うので、水が切れて乾きやすいように。)
内側から見るとこんな感じです。ポカポカの縁側でティータイムも可能になりました。
スモールハウスに、縁側の完成なり!!
南側の縁側で、日も一日よく当たり、洗濯物を干したり、野菜の種を干したり、一休憩したりと、便利な縁側となりました^^
DIY、縁側の延長。
2018年1月、縁側を少し延長する事に決めました。
柱、梁を作る。
前回同様に、槙の木を柱に使います。
繰り返しになりますが、まずは、座りをよくし、長さを揃えてあげます。
そしたらチェーンソーで、ホゾを刻んでいきます。鉛筆で、下書き。ホゾの幅は1寸、約3㎝となります。
こんな感じに。ホゾの角はカンナで落としておくと、ホゾ穴にはめる時に入りやすいです。
2本とも出来上がりました。
梁は、角ノミを使えば、瞬殺です。機械がない場合は、ノミでコンコンと少しづつ彫っていきます。
基礎を作る。
これが、以前畑から掘り出した石達。
基礎石に使えそうな物を選んでいきます。
前回と同じく、柱が乗る両サイドの石の高さは、揃えておきます。文明の利器レベラーを使用。この機械があると、とても便利です。
前回と同じやり方で、土をたたき固めて、砂利を敷いて、石を置いていきました。
柱が乗る両サイドだけは、高さが揃っている。
建前。
柱、梁をカケヤで叩きこんで、基礎石の上に乗せていきます。
前回建てた柱に繋げて固定していきます。 各々繋いで固定していきます。
柱の間の束は、現場合わせ。こんな感じに、長いままビスで止めてあげて、飛び出てる部分をチェーンソーで切っていきます。プロならやらないであろう、素人ならではの荒業(笑)
そしたら、床板を張って、屋根を張っていきます。
真ん中の登り口には大きな石を2つセットしてみました。
延長した床の長さは、50㎝ほどでしたが、体感としては、随分広くなったように感じ、洗濯物も2列分干せるようになりました。
新しい縁側の完成。
最後に、柵を追加して、新しい縁側の完成なり。
上部の角は、カンナやサンダーを軽くかけてやって丸みをつけてあげました。
真ん中の部分には、棒をつけ外しできるようにしてあって、縁側の端から端までを使って、布団も干せる仕様にしてみました。3坪のスモールハウスだけど、結構便利な作りになってきました。
アズちゃんも、お気に入りの縁側です^^
縁側の南側には、栗の木、梅の木と落葉樹があって、夏場は葉っぱが多い茂って、強い日差しを和らげてくれて、冬場は葉っぱが落ちて、温かい日差しをたくさん取り入れられるようになっています。自然のリズムをうまく利用して、楽ちんに心地よく、快適に過ごしいきます^^
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私たち夫婦は2000年に千葉県鴨川の山中に4坪ロフト付の掘ったて小屋を建て今年からリフォームを始めました。米麹つくりのサイトからつながりました。明日米麹を作り味噌を今年も作ります。
主人70歳私68歳です。
山中にスモールハウス、憧れます。
ウチももう少ししたら、麹や味噌作る予定です。冬場は、米麹や味噌づくりのシーズンですね^^