【DIYで作る】手作りの木製看板彫刻の様子を紹介します。
2017年1月、木製の看板彫刻をDIYしてみました。素人が手作りした彫刻ですが、何気に今回で7作品目になります。以前、祖父が趣味で彫刻をやっていたので、少し作り方を教わった事がありました。
木製看板彫刻をDIY。
素人の趣味のレベルですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
看板製作する材を選ぶ。
今回看板製作に選んだ材料は、薪燃料に知り合いから頂いてきた木材の中にあった厚めの板を利用しました。
なので、何の木かはわかりませんが、この材看板に使えそうだなと、直感しました。両サイドのボコボコ感がなんともカッコイイ^^
プロではないので、特別材に、こだわらなくてもいいように思います。なるべく買わずにあるもので、DIYするのが【ろん流】です(笑) この木で彫りたいと感じるものがあれば、それでOK。
丸ノコで、作りたいサイズに切ってあげたら、電動工具のサンダーを使って面を磨いていきます。まずは、荒いペーパーをかけてやって、徐々に細かいペーパーへと変えていきます。
ペーパーは、荒いのから細かいののまで様々あって、ペーパーの番号が、少ない方が荒くて、多くなっていくごとに細かくなっていきます。大きな数字のペーパーをかければかけるほど、面がツルッツルになっていきます。
どこまで細かくするかは、自分次第。これくらいでいいかな、というくらいまでスベスベにしてあげます。野外に看板を掛ける場合は、雨、風、光等で、サラサラ感はなくなってくるので、そこまでスベスベにしなくてもいいかもしれません。
文字入れ
木材を磨いたら、次は文字入れに入ります。
今回、農園の看板を作りました。コピー用紙などの紙に下書きをしたら、糊で彫りたい面に張り付けていきます。紙を張らずに、直接木に下書きする方法もありますが、紙を張った方が、色を付ける時に、塗りやすいので、この方法をよく使っています。
数日置いて、シッカリ乾かしておきます。
彫刻。
ジッチャンの形見の電動彫刻刀を使ってブイ~ンと彫っていきます。電動彫刻刀は、先っちょの刃のアタッチメントを付け替えれるようになってて、色んな形の刃を選ぶことができ、とても便利です。この機械があれば、素人でも結構簡単に、彫れちゃいます。
スイッチを入れたら、後は刃先を木に当ててあげるだけで彫れます♪
こんな感じに^^
私が使っているジッチャンから受け継いだ電動彫刻刀、ハンドクラフトHCT30。私は、これしか使った事ないですが、非常に使い勝手いい感じです。
塗料はアクリル絵の具。
色つけは、いつもアクリル絵の具を使っています。アクリル絵の具は、筆の先に水をチョンチョンとつけておいて、絵の具を水で薄めながら使っていきます。
アクリル絵の具は、塗るときは水で溶かしますが、乾くと耐水性になり、固着性も強く剥がれにくいです。プロが使うかまでは、分かりませんが、素人の看板彫刻には、十二分な塗料だと思っています。一つ絵の具セットを買っておけば、色んな色をチョイスできるのも魅力です。
上の文字は、黄色にしてみました。紙が貼ってあるので、少しくらいはみ出ても大丈夫です。
色を塗り終わったら、乾かしていきます。アクリル絵の具は、乾くのも早いです。
もう一つ、看板彫刻。
こちらは、板全体をガスバーナーで焦がして、表面を黒くしてあげてあります。こっちは、紙を貼らずに、直接下書きして彫ってみました。
そしたら、アクリル絵の具で色付けしていきます。紙を貼っていないので、はみ出さないように注意して塗ってあげます。
木製看板彫刻の完成。
黄色の文字が、しっくりこなかったので、少し茶色がかった黄色に変更しました。アクリル絵の具は、上塗りもできます^^いい感じに仕上がりました。
農園の入り口に、看板を設置してみました。ろん農園の看板は、柱に下地の材を作って、裏からビス止めして固定してあげました。卵販売中は、針金をつけて、取り外しできる引っかける式に。
【素人が作る】木製看板彫刻の完成なり^^
今までに、DIYした木製看板彫刻。
2006年くらいに、初めての看板彫刻。
ジッチャンにやり方教わりながら、挑戦してみました。文字は、金粉を薄め液で溶かして使わせてもらいました。
2作目、パソコンで出した文字を拡大して、下書きを貼って作ったので、文字は綺麗です。
当時、自分で主催してた道場の看板作ってみました。
2008年3作目、当時お世話になっていた道場の看板を製作。これも、パソコンで出した文字なので、達筆。文字の内側を山にする、『かまぼこ彫り』で仕上げてみました。
これは、ジッチャンの作品。般若心経。道場の神棚代わりに、使わせていただいてました。
ちなみに、ジッチャンは彫刻の材に、楠をよく使っていました。 耐朽性 、保存性に優れている材であるのに加え、刃も通りやすく、彫刻向きな木のようです。
ここ最近に作った看板彫刻の様子は、You Tubeチャンネルの方でも、紹介しています。
よかったら、どうぞご視聴ください♪少しでも参考にしていただけたら幸いです。
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