小型の石抜機~自給農家の強い味方~

2024年2月2日

籾摺りした後のお米は、石抜機に通して、小石などの異物をとり除いてあげています。この機械を通す前は、時々ご飯を食べている途中にガリっと小石を噛むことがあったりしました。そんな心配を取り除いてくれる心強い味方です。

小型の石抜機に通す。

ろん農園では、カンリウの石抜き機ST100sを使っています。この機械は、引退した農家さんからの頂き物なのでした。

田舎の方では、後継者がいなくて、田んぼを個人で作るのを辞める人も多いので、こういった農機具は、『もう使わないから、よかったらあげるよ~』的な話も時々でてきます。なので、アンテナを張っておくとこういったお話をいただく事もあります。

また、こういった機械はヤフオクなど中古の機械もけっこう出回っていたりするので、そういった所で探すのもいいかと思います。ちなみに我が農園では、多くが新品でなく中古品です(笑)

小型の石抜機。

ちなみに、このようなタイプの機械だと新品でも6~7万くらいです。

使い方は簡単で、後ろのスイッチを入れて、上からお米を投入していけばいいだけです♪

そうすると、手前の口から石が取り除かれたお米が出てきます^^

石抜機の中の様子。

中に、ギザギザのついた網みたいなものが、傾斜つけて入っていて、ここに米が落ちて、網が左右に細かく揺れ動いてるうちに、比重の重たい石が上がってきて、除かれる仕組みになっております。

写真左側にあるレバーは、最後に石を取り除く時に使います。

石取出口の様子。

全部お米を通し終わったら、中のレバーを上げて裏の石取出口から、小石や残った米を取り出してあげます。この作業を忘れると、中にお米が残ったままになるので、必ず取り出すようにします。

また石取り出し口から出したお米は、小石が混ざってたりするので、これは食べずに、鶏さんの餌にまわしています。

小石交じりのお米を除いてあげたら、スイッチを止めてあげて、ざっと掃除してあげて、お米の石抜き作業完了です。

これで、安心してお米を噛みしめることができます(笑)当たり前のように石を噛まずにご飯を食べられるのもこういった石抜機という機械があるからなんだな^^