機械式ディスクブレーキのワイヤーを交換修理する
マウンテンバイクの機械式ディスクブレーキのワイヤーが老朽化により、切れてしまったので交換修理する事にしました。自転車のブレーキワイヤーの交換は、やってみたら思いのほか簡単でした。
一素人のDIYによる機械式ディスクブレーキのワイヤー交換修理ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
機械式ディスクブレーキのワイヤー交換
もうかれこれ7~8年くらい愛用しているマウンテンバイクでしたが、後ろのディスクブレーキのワイヤーが途中で切れてしまいました。
最近ブレーキレバーの戻りが、悪いな~と思っていたら、ある日プッツンとワイヤーが切れてしまったのでした><
ブレーキワイヤーが切れた
ブレーキワイヤーを引っこ抜くとこんな感じに。
リア側のワイヤーが、錆や汚れなのか、触ると手が黒く汚れ、ワイヤーを引きぬくのにも結構力がいりました。汚れやさびで、ワイヤーの滑りもかなり悪くなっていたようです。
どうやら、これらがワイヤーが切れる事となった原因となったよう。。。
古いブレーキワイヤーを外す
ブレーキレバーを引いて、ブレーキワイヤーのタイコ部分を外していきます。
ブレーキワイヤーを手前へ引っ張ってやると簡単に引き抜けました。
(ワイヤーが途中で切れているので、この時点でも引き抜けます。切れてない場合は、まだ引き抜かず後ろのディスクブレーキ部分のワイヤーを先に外します。)
続いて、機械式ディスクブレーキが付いている側。
六角レンチを使って、六角穴付きボルトを緩めていきます。
ボルトを緩めたら、ワイヤーを外していきます。ラジオペンチを使って引き抜きました。
後ろ側のブレーキワイヤーは、滑りが悪く結構力を入れないと抜けなかったです。リアブレーキの調子が悪かったのは、おそらくこのせい。
(ワイヤーが切れてない場合は、ブレーキレバー側へ引き抜くのが手順だと思います。)
これで、古いワイヤーが取り外せました。
新しいブレーキワイヤーに交換
そして、ホームセンターコメリで見つけたブレーキワイヤー。税込み698円。
これに付け替えようと思います。
端にタイコが付いていて、アウター受けと呼ばれる部品がセットになっていました。
アウター受けは一旦外してブレーキワイヤーをブレーキレバーの穴に通していきます。
そしたら、ブレーキレバーにタイコを引っかけてあげる。
次にアウター受けをワイヤーに通し、こんな感じに。
ブレーキワイヤーをアウターケーブルに通していきます。
ブレーキワイヤーが通りました。
続いて、リア側のアウターケーブルへブレーキワイヤーを通していく。
機械式ディスクブレーキ側へ来ました。
ワイヤーを元あったように繋げていきます。
六角穴付きボルトを締めて、ブレーキの具合を確かめて、緩かったら、再度ワイヤーを張り直しし、
ブレーキの利きがしっくりくるようにワイヤーの出を調整します。
後は、飛び出たブレーキワイヤーをカットしていきます。
ワイヤーエンドキャップをつける
ホントはワイヤーの端をインナーエンドキャプをかしめて仕上げなんだけど、ブレーキワイヤーを袋から出した時にどこかに落としてしまったようで、なくしてしまいました><
素人のDIYなので、このままでもいいかなとも思いましたが、アマゾンで調べたら121円と安かったので、ワイヤーエンドキャップをポチっと購入。
数日後。
届いたワイヤーエンドキャップをワイヤーの端にスポっとはめてあげたら、
圧着ペンチで、エンドキャップを2か所くらいかしめて、固定させました。これで、ワイヤーの端がほつれる事なく、綺麗に仕上がりました。
ブレーキワイヤーの交換修理完了
ワイヤーが切れる前は、すこぶる調子悪かったリアブレーキだったけど、新しいブレーキワイヤーに交換修理したことで、ワイヤーの固着がなくなりブレーキレバーもスムーズに動き楽になり、ブレーキの効きも以前と比べると断然によくなりました^^
これにて、機械式ディスクブレーキのワイヤー交換修理完了です。
ブレーキワイヤーの交換は、古いワイヤーを外して、元あったように新しいワイヤーに交換するだけと、意外と簡単でした。少しずつ自転車類もメンテナンスできるように覚えていきたいと思います^^
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