【家庭菜園】種生姜の保存方法~コンテナボックスに土を入れて保存する~
種生姜を保存した時の様子を紹介します。種生姜の保存方法は、中々難しく毎年試行錯誤していましたが、今回種生姜の保存をいい感じに成功する事が出来ました。
失敗を重ねながらも、少しずつ保存のためのポイントみたいなものがわかってきました。種生姜の保存は、少し難しいですが、保存が上手くできれば、毎年永続的に繋いでいく事ができます^^
あくまで小さな自給農家がやる種生姜の保存方法の一例ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
種生姜の保存方法
まずは、生姜を収穫していきます。この年は、11月3日に収穫でした。
生姜を掘り起こしたら、茎を少し残して切っておきます。
そしたら、ひとまずこの生姜を風通しの良い半日蔭くらいの所で、しばらく置いておきます。
11月13日、茎がしなっとしてきたら、根元からポキっと折ってあげる。
茎の根元から切ってあげるのがポイントのように思います。
というのも、保存している間にこの茎の根元の辺りからカビてくることが多いので、茎を残さずに切ってあげる事。
さらに1週間くらい日陰において、切り口を乾かしてあげました。
コンテナボックスに土を入れて、種生姜を保存。
畑の土に少しもみ殻を混ぜたものを毎年繰り返し使っています。少しジョウロで水を足してやって、かき混ぜながら適度な水分に調整してあげます。
軽く湿り気がある程度で、調整してみました。水分は少なすぎず、多過ぎず程よい塩梅で。
底に土を入れたら、生姜を並べていきます。畑で生えていたように茎側を上にして並べる。
(※来年の種生姜として保存するのは、今年収穫したの新生姜の部分です。)
生姜の周りを囲うように、土を入れていきます。この土を入れることによって、生姜の湿度が畑の中でいるような自然な環境に近くなります。
ちなみに、生姜の保存に適した環境は、湿度95%以上らしく、湿度が大切なんですね。
あらかた土を被せてあげました。
種生姜を温かい所で、保存。
後は、コンテナボックスの蓋を閉めて、室内の温かい所で保管していきます。
蓋には、通気口としてドリルで、たくさん穴を開けてあります。
種生姜の保存適温は、15度前後で、
10℃以下では腐敗し、20度以上では発芽してしまうそうです。
我が家では、スモールハウスのロフトが、一日通して比較的温かいので、保管場所に適しています。冬の低温に弱いので、なるべく温かい所で保管してあげるのが良いと思います。
また冬の種生姜を保存している間に、時々腐敗していないか様子を見てあげます。
カビてきたものがあれば、周りに移らないように除去したり、
乾燥してきてないか?湿気過ぎてないか?など時々チェック。
種生姜を保存するポイント
今までに失敗としてきたパターンを紹介します。
保存している途中で種生姜が、カビてきて痛んでしまった。
考えられる原因・・・①湿度が高すぎる。②保管場所が、寒くて腐敗してしまった。③茎が残っていてカビてきた。などが考えられます。
もう一つの例としては、途中まではいい感じに保存できていたんだけど、春先に種生姜が干からびて、シワシワになってしまった。
この例は、温度は良かったんだけど、湿度が低かったのが原因だと思われます。(乾燥)
なので、私はこの2つの例から、種生姜の保存には、適度な湿度、15度前後の適温、茎の残しをなくすことを意識してやっています。
春になったら、適温へ移動。
そして春になって温かくなってきたら、ロフトから下ろして、植え付けまでもう少し涼しいところに移動してあげます。温かいロフトだと、芽がドンドン伸びてきてしまうので、保存適温となる様に、今度は逆に涼しい所に移動してあげます。
我が家では、春先にスモールハウスのロフトから、野菜などの保存庫として使っている廃車の軽バンへの移動です。春先から種生姜の植え付けの4月下旬まで、ここで保管しています。
いい感じに冬を越して、種生姜が保存できました。
バッチリ、種生姜の保存、大成功。
ほとんど痛むこともなく、種生姜を保存する事ができました。
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