自家製ビワ酢の作り方

ビワの実が沢山収穫できたので、お酢を仕込んでみました。一個人のビワ酢の作り方ですが、少しでも参考にしていただけたら、これ幸いです。
ビワ酢の作り方
今までに、柿や梅を使ってお酢を作ったことがあるのですが、それらの経験を活かして、今回はビワの実を使ってお酢を作ることにしました。
ビワの実・・・3㎏ 水・・・2ℓ 砂糖・・・270g
8ℓ瓶、サラシ、大きめの輪ゴム、ザル、5㎏の重石×2個、保存用の瓶orペットボトルなど
ビワ酢を仕込む

ビワの実をざっと水洗いしたら、頭とお尻の部分をカット。

こんな感じに。3㎏用意しました。

8ℓ瓶に、ビワを入れていく。

分量の水2ℓと砂糖270gを入れる。(糖度12%くらいにする)

これで、仕込みは完了です。6月27日。
瓶の蓋はせずに、サラシを被せて、輪ゴムで止めておきます。
酢酸発酵する際に、空気が必要になってくるので、サラシを使っています。
ビワ酢の発酵過程

6月28日。早くも翌日に、少しぷくぷくと泡が出てきました。(写真右)
野生の酵母菌が発動し発酵が始まったようです♪発酵が始まったら、1日に1回くらい木べらなどで攪拌してあげます。
ちなみに左の瓶は、同月に仕込んだ梅の実を使ったお酢の瓶です。

6月30日。4日目になるとこんなにアワアワしてきます。
摩訶不思議な発酵の世界。イースト菌も何も入れてなくても、こんなにブクブクと発酵してくるんですから、面白いですね。

7月4日、仕込みから8日目。
順調に発酵が進んでいるようです。

7月16日。右端のが、ビワ酢。
徐々に、酢酸発酵が進み酸っぱい匂いがするようになってきます。

8月24日。仕込みから、約2か月が経過。
酢酸発酵もしっかり落ち着いたようなので、濾しの過程へと移ります。
ビワ酢を濾す

まずは、ザルを使って、大雑把に濾していきます。ビワの実は、崩れずに残ったままでした。
次回作る時は、もう半分にカットしたり、中の種を取りだしてから、やってみてもいいかも!?です。

しっかりと重石をかけて、絞っていきます。5㎏の重石を2つ使ってみました。

翌日には、こんな感じに。

次に、とりだした液をサラシを使って、濾していきます。
自家製ビワ酢の完成

あとは、口の細い瓶やペットボトルなどに入れて、保管していきます。酢酸発酵させていた時とは逆に今度は、空気に触れないようにきちっとふたを閉めておきます。
2ℓと少しのビワ酢が完成しました。できたビワ酢は、冷暗所などで常温保存。
味見をしてみると、ちゃんと酸っぱくなって、お酢が出来上がっておりました。できたビワ酢はすぐに使っても良いし、保存して熟成させてから使うも良し。自家製ビワ酢の完成です。
お酢は、保存が効くので、果実が沢山収穫できた時に、たくさん作っておくと自家製お酢が自給できて、かなり重宝します♪
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